ENERGY SPORTS

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スタッフブログ

第17話

【華やかさの影に】 「すみません!」 「すみません!」 あちらこちらで聞こえてくる 卓球部員の「すみません!」 体育館の4分の1を使用して 練習していた卓球部にとって 他の部活動に ピン球が飛んでいくことが シバシバ起こっていました もちろん 卓球部が練習する周りには 他の部活動に極力 ご迷惑をおかけすることがないように フェンスを立てたり 網目の細かいネットを 張ったりしていましたが それでも出ていくことが シバシバ 多くの関係者によるご尽力で 今でこそ卓球は華やかなスポーツに でも当時はまだ 陰キャなスポーツと言われることも シバシバ そんな卓球部が 他の部活動に ご迷惑をおかけしないための配慮が 裏目に しかも モテ期の到来を 心待ちにしていた私に 非常な現実を 突きつけられることに! 網目の細かいネットに 囲まれている卓球部は 周りの部活動からすれば 中が見えづらい状況に しかも 練習着は黒色のジャージ そして 卓球部の周りの部活動は 陽キャなスポーツの代表格 バスケットボール部! 女子の新体操部! (AIさんに作成頂いた画像) これ以上鉄壁な 陽キャなスポーツによる ゾーンプレスがあっただろうか? 過去を振り返っても スポーツ実況をされる アナウンサーさんが 絶対に発してこなかったであろう コメントを 思わず発したくなるぐらい 知らず知らず そして 意図せず 卓球部の陰キャ度合いが 目立っていた現実を突きつけられた私 モテ期がこない原因が 少しばかり解明された私は 高校生活でのモテ期到来の諦めと 少しばかり安堵の気持ちで 華やかさの影に隠れるツラさを 学んだのでした
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第16話

【根回し】 近年、様々な場面で生産性が求められ ムダを省く取り組みがなされています その1つに 会議の「根回し禁止」 というようなことを耳にします 根回しとは・・・? 事がスムーズに運ぶように 事前に関係者へ調整を図ることのようで 根回しを禁止にすることが 生産性を上げているかは不明ですが 会議のムダとして 禁止されている会社もあるようです 一方 団体メンバーの レギュラー漏れを経験し 慣れないシェークラケットに ヤキモキする そして 一向にモテ期がこない自分に 不安と苛立ちを覚えていた頃 3年生が引退をされ 新しい部長を決める時がやってきました 候補者は 私ともう1人の同級生 どちらかが部長で どちらかが副部長 当然2人の間では決め切れず 判断は 後輩に委ねられることになりました 後輩からはそんなに人望もなく 卓球の実力もなかったのに 私は意味もなく根回し 順当にいっても もう1人の同級生が部長なのに 私は意味もなく根回し (AIさんに作成頂いた画像) 近年言われている会議のムダ 「根回し」 そんなムダを もう数十年前から先駆けて 取り組んでいた私 生産性の悪い男ナンバー1として ENERGY SPORTSでコーチ登録も 検討しましたが もっと素晴らしいコーチに より学びの多いレッスンをして頂く方が 世のためと思い 勝手にご辞退申し上げました そんなムダな根回しのおかげか? 新体制の卓球部 新しい黒色のジャージに 身をまとい 副部長として 過ごすことが決定したのでした
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第15話

【レギュラーを取り戻せ】 卓球技術の上達に反比例して シェークラケットを クルクル反転させる技術だけが 上達していく状態に 気分は下降気味 そんな私にさらに 気分が下降する出来事が起こりました 3年生が引退して 2年生と1年生がメインになり 新たな団体戦のレギュラーメンバーが 決められる頃でした 当時私がいた高校での 団体戦のメンバー構成は シングルス4人 ダブルス1組でした つまり マックス6人が レギュラーになることが出来ました 卓球だけではなく 様々なスポーツにおいても 「アピール」ということが 重要になる局面があります 床に落ちているピン球を 他の部員の誰よりも早く 拾えなかったからなのか? 先に卓球台を使っていて 先輩が後から練習に来られた時に 他の部員の誰よりも早く 満面の笑みで卓球台を お譲り出来なかったからなのか? それとも単純に 下手だったからなのか? 団体戦のレギュラーメンバーに 選ばれることなく 私はShock! しかも もう1人の同級生が レギュラーメンバーに選ばれ 私はShock! 筋肉が隆々された方に 「あたたたた」と 連発で殴られた気分でした (AIさんに作成頂いた画像) ENERGY SPORTSで 監督や周りに対する 「アピールの仕方」を 習えるかは分かりませんが 効果的な練習方法や 大事な試合前のモチベーションなど もっと大切なことを学んで頂けます 日々の地道な練習の大切さを 痛感した当時の私も 経験豊富なコーチから 無駄なアピールよりも 大切なことを学べていたのなら またまた そんなおセンチなことを 想い出していたのでした
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第14話

【退部ラッシュ】 ラケットを変えて浮かれ気分の私 表面を見てはニヤリ 裏面を見てはニヤリ 異性の目を気にすることなく 堂々とニヤつく ペンラケットの頃の私は 技量不足により ラケットをクルクルと 反転させることは出来ませんでしたが シェークラケットになった私は クルクルと反転させる技術を身につけ さらにニヤつく そんなニヤついた高校卓球生活に 悲しいお別れがやってきました サッカーやバスケットボールのように チームで試合をするスポーツもあれば 卓球は最小1人でも試合が可能 しかし 卓球にも団体戦があるため 仲間がいないと 試合が出来ない種目もあります 同級生の仲間は 経験者の私ともう1人の経験者 あとは 未経験者が数名という構成でしたが 1人 2人 ポツポツと仲間が退部 最終残った同級生は 私ともう1人の経験者の 合計2人 これが 未来の次世代 CHAGE&ASKAを決める 最終オーディションなら もう1人の仲間と一緒に 抱き合って喜びを 分かち合ったと思いますが このままでは 同級生だけではチームが組めない状況 今からそいつを! これからそいつを! (卓球部に) 誘いにいこうかぁーーー! って歌いたくなるような 状況に陥りました (AIさんに作成頂いた画像) 昨今の学校部活動でも 生徒数の減少や指導者不足により 休部や廃部が起こっています 競技がやりたくても出来ない そんな悲しい状況が起こっています 幸いなことに その後も同級生の仲間と 卓球を続けることが出来ましたが ひょっとすると 同じような状況に 陥っていたかもしれません 卓球ラケットを変えたぐらいで ニヤついていた私が非常に恥ずかしい 仲間の退部は 高校卓球生活の悲しい1ページでした
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第13話

【イメチェン】 新生活を迎えると 髪型を変えたり 服装が変わったり 何だか急に 垢抜ける人っていますよね? 周りのクラスメイトに彼女が出来始め ポツポツとカップルの姿が見え始める頃 私も思いっきり自分を変化させた 出来事がありました 「ペンラケット」から 「シェークラケット」 に変更したことです! いわゆる 「ニッペン」からの転身でした 当時は卓球選手を見たくても テレビでは観る機会がほとんどなく 卓球雑誌からの情報がほとんどでした 雑誌に載っている 当時のお強い選手たちが 田舎の卓球部員からすると 訳の分からないスーパープレーを 連発しているページに 目を奪われていたと同時に あることに気づいてしまいました 何と! シェークラケットを 持っている選手が多かったのです! 田舎ではペンラケットが主流 しかし 世界的には シェークラケットが ブイブイ言わせ始めている 世界的大発見でした! (AIさんに作成頂いた画像) 今と比べると 当時はまだ全然 ペンの選手も多かったのですが その中でも私の目を引いたのは 当時の世界卓球で ブイブイ言わせていた スウェーデンの選手でした その選手が握っていたのも シェークラケットでした プレースタイルに魅了されたのは もちろんのこと あらゆる大会で勝ちまくって ブイブイ言わせていた実績にも 心を奪われたのか そのスウェーデンの選手が好きになり 自分もあのスウェーデンの選手のような 超スーパープレーが出来たなら・・・ 自分もあのスウェーデンの選手のような 超テクニカルプレーが出来たなら・・・ 現実は・・・ 技術も体力も知識も好感度もモテ度も 全くもって持ち合わせていないのに あのスウェーデンの選手のようなことを 女子生徒の前で披露出来たのなら 少しはモテるのかなぁ? そんな浅はかな理由で変えたラケット 今になって考えると ラケットと一言で言っても 様々な種類があり その人の体格や 得意とするプレースタイルなどから その人に合ったラケットが存在しますが そのようなアドバイスを下さる人が 周りにはいなかったですし 恐らく今でも ラケット選びやラバー選びで悩んでいる 卓球関係者は多いと思っています そんな時に 相談出来る人が身近にいれば・・・ あれっ? 卓球ネタ過ぎて 卓球関係者以外の方に 伝わっていますか???
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第12話

【おかえり!壁ちゃん】 いくら経験者であろうとも まだまだ年功序列時代 当時の練習場所は 体育館の4分の1のスペース しかも男女合同 卓球部員に対して 卓球台もスペースも足りていない状況 新1年生に課せられたのは またしても筋力トレーニングでした 体育館の外に出て ランニング 戻ってきては 体育館の上のギャラリーで 腹筋 背筋 すべて鍛えれば キミも パーフェクトボディ!状態でした(?) 真面目だったけれど 消化は不良だった中学3年生 その後 しばらくの受験勉強期間を経て ようやく高校に入学出来た私 卓球台で打つということに 飢えに飢えている状態でした 彼女が欲しい!という欲望よりも 飢えていました (飢えていたハズ) (きっと、飢えていたハズ) そんな飢えた私を 慰めてくれたのは またしても中学時代からの友達 「壁ちゃん」でした 「久しぶりじゃん!何してたのさ?」 「最近どう?彼女できた?」 壁ちゃんとは久しぶりの練習でしたが すぐに打ち解けることが出来ました (AIさんに作成頂いた画像) 「筋トレばっかりでさぁ」 「ツライんだよね」 「またしても顧問の先生は」 「卓球未経験でさ」 そんな愚痴をぶつけても 壁ちゃんは しっかりと受け止めてくれました 壁なのに跳ね返さず しっかりと受け止めてくれました そんな頼りになる壁ちゃんと 久しぶりに再会し 慰められながら またしても筋トレから高校生活は 始まったのでした
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第11話

【フル開放】 「本日からよろしくお願いします!」 新入生 新生活 高校新1年生になった私は 新たな気持ちで卓球部に入部しました 中学3年間 バスケットボールを 頑張ってきた人たちと レギュラーを争えるか不安で またもや 仲の良かった 中学時代の卓球部の先輩がいたから そんなチキンハートの持ち主である私 その実力をフルに開放し 大方の予想に反することなく 卓球部に入部しました 入部してみると・・・ うわっ! ○○中学エースの ○○さんがいる! うわっ! ○○中学の あの人と同じチームだ! 中学時代 とても恐れ多くて 話も出来なかった他校の先輩もいて これから同じ部活動 同じチームで過ごすことに 気おくれもフルに開放した 入部初日でした 同級生は同じ中学の卓球部1人 その他は卓球未経験の仲間たち あれっ? 苦楽を共にしてきた 中学卓球部の仲間も 一緒に入学したはずなのに あれっ? 他校の強豪卓球部の子も 一緒に入学したはずなのに みんな卓球部より 他の華やかな部活動を選択していました 高校でモテなくても 他の部活に入った同級生たちが 先に彼女を作っても 泣かない!! (AIさんに作成頂いた画像) 何度も何度も自分に言い聞かせて 自分の中に眠る自己暗示力を フルに開放した 高校1年生の春でした
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第10話

【迷いのピボットターン】 もう何年前の春か忘れましたが 無事、高校に進学し 部活動を考える時期を迎えていました 中学時代では 特に目立った成績を残すことなく しかも 盲腸により シレっと幕を閉じていたため 当然どこからも声がかかるわけなく 「家から近いから」 という理由で 最寄りの高校に進学しました まるで 有名バスケットボール漫画に出てくる イケメンキャラクターが言い放った カッコいい台詞のような感じですが 当時の私に選択できた公立高校は 今は無き制度「学区」の影響で たったの2校しかありませんでした しかし 入学直後の私の心の中は 2つの部活動で揺れ動いていました 進学した学校には何と! 「バスケットボール部」 が存在していたのです! 高校1年生 色気ついてくるお年頃 スポーツドリンクを片手に タオルで汗を拭くだけで 女子生徒に キャーキャー言われる部活動 ドリブルで華麗に抜き去ろうものなら 学校一のモテ男が決定する あの部活動 そんな勝手な妄想と偏見を 頭の中で繰り広げていた モテない男の頭の中は 迷いに迷っていました 何度も何度も 卓球部とバスケ部を見学し 卓球部を見て バスケ部を見て また卓球部を見て バスケ部を見る あの時 無意識に繰り出していた ピボットターンは 当時の県内でも 5本の指に入っていたと 勝手に想像しています (AIさんに作成頂いた画像) そんな迷いに迷った私が 入部した部活動は 一体・・・???
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第9話

【ボーナスチャンス】 あっけない中学最後の大会から 数か月後 地元の市民が参加する 卓球大会に出場することになりました 最後の大会を消化不良で終えた私に 卓球部の同級生とチームを組んで 大会に出場する機会がやってきました まさしく中学生最後の ボーナスチャンスでした 大会エントリー時 チームの名前を考える機会がありました というのも 一応、中学校の部活は引退扱い 学校の名前を 使用しても良かったのですが 卓球部の仲間は 私含めてみんな真面目でしたので 引退しているのに 学校の名前を使うのは申し訳ないし 自分たちで名前を決めようと 教科書通りの回答で全員一致しました 今回の大会 チームの中で 人一倍気合が入っていたのは 言うまでもなく 最後の大会を盲腸で棄権した私でした チーム名も 他のチームより目立たないといけない そんな意味不明な衝動にかられ 命名したチーム名は 「セーラームーン」 当時流行っていた 美少女戦士風のテレビアニメでした 主に女の子が観るアニメでしたが ひそかに私は観ていて 感銘を受けていました 仲間からは非難ごうごう でもキャプテンだったという 過去の称号を思いっきり使いたおし エントリー完了 試合当日 私は試合会場には姿を現しませんでした 諸般の事情により 急遽 私の代わりに顧問の先生が代役 理由が理由だけに 誰も責めはしませんでした しかし チーム名に関してだけは 全員から非難ごうごう 大会本部席からマイクを使って 会場全体に響く音声で試合のアナウンス (AIさんに作成頂いた画像) 「チーム セーラームーン」 「○○番の台で試合を行って下さい!」 勝ち進むたびに 大会本部席から 「チーム セーラームーン」 チーム名を考える時は 慎重に そして 仲間の意見を尊重する ENERGY SPORTSでも 教えられないかもしれない貴重なことを 学んだ中学生 本当の最後の大会でした
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第8話

【諦めたら そこで試合終了ですよ!】 バスケットボール部に 後ろ髪を引かれたくても 丸刈りなので 引かれない悲しさをこらえ 日々を過ごす思春期の私 そんな青春の1ページに 刻まれるとは思いもしない 中学生最後の 夏の大会がやってきました 当時参加した大会には 団体戦と個人戦があり 運よく 私は団体戦のレギュラーにも 個人戦にも 出場をすることができました 田舎の学校のしきたりみたいな 見えない力が働き 3年生全員がレギュラーに入り込む 激しい争いを乗り越え レギュラーの座をつかみ取ったぜ! そんなカッコいいことを 本当は言ってみたかったのですが 敷かれたレールの上を 素直に進みました その時だけは とても素直でした 団体戦は1校しか 次の大会には進出が許されず 県でも1位になったことがある 近隣の強豪中学校に 永年 苦汁を飲まされ続けてきました そんな時代を自分たちの代で 何とか変えようと 今まで必死に 和気あいあいと 独学で 練習を続けてきたかいもあってか 団体戦 次の大会には進出できず 幕を閉じました 時代を変えるのは なかなか難しかったようです 個人戦 2日間開催され 私は順調に2日目まで 勝ち進むことができました あと1人に勝てば 次の大会に進出できる! そんな大事な2日目 私は 会場には姿を現しませんでした かの有名な バスケットボール漫画の主人公が 試合当日の朝も自主練習をしたが ふと寝てしまって 試合会場に着いた頃には 試合が終わりかけていた そんなシーンがあります かの無名な田舎の卓球部の私が 試合当日の夜中に盲腸になり ふと病院に運ばれてしまって 試合会場にすら行き着くことができず 棄権を余儀なくされました これで 私の中学生最後の大会は 幕を閉じました いかにもあっけない青春の1ページ 諦める前に試合終了ですよ! (AIさんに作成頂いた画像) オフコースさんの名曲 「言葉にできない」 とてもとても素晴らしい名曲 心に染み入る名曲 もしもあの時 私がオフコースの 一員として活動していたら きっと私も 同じタイトルをつけていたと思います それぐらい 違う意味で染み入った 中学生最後の 私のエンディングソングでした
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