ENERGY SPORTS
ENERGY SPORTS
ENERGY SPORTS
【目覚めのカウンタースマッシュ】
「空気椅子」
令和の時代の子どもたちは
どういうイメージを持たれるだろうか?
きついトレーニング?
時代遅れなトレーニング?
昔、流行ったシャレオツな椅子?
意気消沈して入部した卓球部
滋賀の田舎の中学校は
まだまだ年功序列時代
中学3年生が一番偉く
次に2年生
そして
1年生は卓球台も使わせてもらえず
ひたすら
筋力トレーニングの毎日でした
中学校に入学するまで
まともに筋力トレーニングを
したことがない私が
いきなりハードなトレーニング
体も出来ていない成長期の段階で
いわゆる気合と根性的なトレーニングを
あの当時は疑いもせず
ただ言われた通りにこなす毎日でした
中でも空気椅子はツラく
生まれてから椅子は座るものと
教えられてきた私にとって
膝を90度に維持し
見えない椅子に座っているかのように
何分も耐えなければならない
あのトレーニングは
意気消沈して入部した卓球部からの
目覚めのカウンターパンチ
あえて卓球部風に言うと
「カウンタースマッシュ」でした
(AIさんに作成頂いた画像)
椅子が無いのに
そこに椅子があると信じる
徳永英明さんは
「夢を信じて 生きてゆけばいいさと」
そう歌っておられましたが
中学時代の私は
椅子があると信じて 耐えればいいさと
歌詞を頭で書き換え
毎日プルプル足腰を震わせながら
言われたことを素直に実行していました
そんな従順ボーイの
卓球部人生は続くのでした