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第2話

【目覚めのカウンタースマッシュ】

「空気椅子」

令和の時代の子どもたちは

どういうイメージを持たれるだろうか?

きついトレーニング?

時代遅れなトレーニング?

昔、流行ったシャレオツな椅子?

意気消沈して入部した卓球部

滋賀の田舎の中学校は

まだまだ年功序列時代

中学3年生が一番偉く

次に2年生

そして

1年生は卓球台も使わせてもらえず

ひたすら

筋力トレーニングの毎日でした

中学校に入学するまで

まともに筋力トレーニングを

したことがない私が

いきなりハードなトレーニング

体も出来ていない成長期の段階で

いわゆる気合と根性的なトレーニングを

あの当時は疑いもせず

ただ言われた通りにこなす毎日でした

中でも空気椅子はツラく

生まれてから椅子は座るものと

教えられてきた私にとって

膝を90度に維持し

見えない椅子に座っているかのように

何分も耐えなければならない

あのトレーニングは

意気消沈して入部した卓球部からの

目覚めのカウンターパンチ

あえて卓球部風に言うと

カウンタースマッシュ」でした

(AIさんに作成頂いた画像)

椅子が無いのに

そこに椅子があると信じる

徳永英明さんは

「夢を信じて 生きてゆけばいいさと」

そう歌っておられましたが

中学時代の私は

椅子があると信じて 耐えればいいさと

歌詞を頭で書き換え

毎日プルプル足腰を震わせながら

言われたことを素直に実行していました

そんな従順ボーイの

卓球部人生は続くのでした

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